フリーサイトについて考える
みなさん、こんにちは。
今回はフリーサイトにおけるキャンプの注意喚起ブログになります。
近年のキャンプブームによりキャンプ利用者が急激に増えました。
そこで考えたいのが「キャンプ場以外でのキャンプ」。
全国で問題になっているのは、一部利用者によるマナーの悪さ。
ゴミの放置、直火による枯草や芝生の焼失、トイレ施設などの破損、騒音など。
本当に信じられないくらい酷い時があります。
フリーサイトは管理者がいない為、キャンプする人のモラルがそのまま反映されます。
地元岐阜の無料キャンプ場も例に漏れず、一気に閉鎖されていきました(一部サイトは有料化)。
そんな中、長良川沿いの「リバーパークおぶさ」が岐阜近郊の最後のフリーサイトと言われ、地元以外に県外からの利用者も多く詰めかけていました。
一気にサイトのゴミやマナー問題が浮上。
そして遂に、2/5から全面禁止となってしまいました。
*写真は岐阜市役所ホームページより
特に、5〜6年前あたりからサイトのゴミ放置が目立っってましたので、定期的に自主清掃を始めたんですが、時すでに遅し。
残念でなりません。
国土交通省の担当者と何度か電話でお話しした事があるんですが、特に問題が発生しなければグラウンド以外でならばキャンプをしても大丈夫とも言われました。
しかし、あくまでもグレーゾーンとの事でした(と言っても10年以上前のお話し)。
近年では、利用者の増加によりゴミ、騒音、直火、トイレの清掃など、問題が増えて、もうグレーゾーンでは無くなってしまったようです。
ちなみに、2023年11月の清掃時はこんな状況。
一ヶ所でこのゴミの山、完全にアウトです。
残念ですが、地元ナンバーの車でした。
安物のテントを買ったはいいが、ペグは打てず、夜も寒くて寝られず、そのまま廃棄。って感じでしょうか?
燃料入りのガスライター、ほとんど使ってない調味料、飲みかけのペットボトルとか。
そりゃ、禁止になって当然だと思いますね。
ルールやマナーを守れん奴は、二度とキャンプすんな!って言ってやりたい。
っていうか、キャンプですら無いんですけどね。
どんなジャンルでも言えますが、大きなブームがあると、色んな人が集まるんでフィールドはどうしても荒れます。
そして、フリーサイトって云うのは、管理する市や町にしたらデメリットばかり。
もしもまだ閉鎖されていないサイトがあるなら、ユーザー側がしっかり守っていかないと難しい。
海外ニュースで、「日本人は綺麗好きで、街にはゴミ一つ無い」ってのをよく目にします。
こういう状況を目の当たりにすると、本当に恥ずかしい。
フリーサイトに限らず、有料キャンプ場も綺麗に大切に利用して欲しい。
【お知らせ】
一部の方に告知していた”CAMP MEETING@リバーパークおぶさ”に関して。
4月に清掃キャンプを企画していましたが、こういった状況なので中止となります。
また違った形で開催したいと思います。