薪ストーブの防熱メッシュガード
いよいよ本格的な冬キャンプがスタートしました。
薪ストーブを使ってキャンプされる方も多いと思いますが、今回は煙突の防熱対策について少し触れさせていただきます。
CAMP MANIAオンラインストアでも、ANEVAY社のフロンティアストーブを販売しています。
フラッシングキットを装着されている方はいいんですが、例えばPRECIOUSの様にジップ部分から煙突を出す場合は防熱処理が必要になります。
そこで、市販品を流用して安価な「防熱メッシュガード」を製作する方法を紹介させていただきます。(今回は直径60mmの煙突に対応)
DIYって程のことでは無いんですが、宜しかったら参考にしてみてください。
工具はネジザウルス、小型万力、ハンドリベッターの3つがあれば大丈夫かと。
<材料>
まずは定番のグリーンライフ「DX煙突ガード ラス網90cm」と「煙突ガード75cm」を用意します。(それぞれ2,693円、1022円)
*後でカットするんで煙突ガードの方は54cmのサイズをチョイス。
そのまま、二重で装着するとこんな感じ。
全く加工なしで装着する事ができますね。
このままではちょっと長いのでショートバージョンを製作したいと思います。(このままでも使用可)
②リベットをネジザウルスで潰してパーツを分解します。
③煙突ガードを万力で好みの長さでカットします。今回は37.5cmにしました。
④煙突を固定するフックを一つ外して移動します。(計2個に)
⑤続いて、DX煙突ガードをちょうど良い長さにカットします。38.5cmくらいだと思います。
⑥最後にパーツを組み上ていきます。リベッターを打ち直して固定してください。(裏側を固定するパーツは最初に付いていた部品を使います。変形してしまったりして交換される場合はステンレス製の傘釘のパーツがお勧めです。)
⑦完成。工具があったので30分くらいで完成しました。
装着するとこんな感じです。
<注意>
もしも、ぐらつく場合はフックを指で内側に曲げて固定できるテンションにしてください。フックは上下ともに調整した方がいいと思います。
<その他>
吊り下げ方法ですが、私の場合は金属チェーンとフックで行いました。一ヶ所または二ヶ所で行います。使用する幕に応じて上下できますね。
これで、全長39.5cmの「防熱メッシュガード」の完成です。
煙突ガード、DX煙突ガード、チェーン、フックなど合計で3,915円でした。
ちなみに、雨や雪対策用に”ガード”も付けられます。
いずれブログで紹介させていただきます。
最後に。
薪ストーブを使用するキャンプには多くの危険が伴います。
どのテントメーカーでも、テント内の薪ストーブの使用は原則的に禁止されていますね。
ですので、安全対策は過剰なほど行ってください。
一酸化炭素アラームの設置、火傷対策、万全な風対策など必須です。
ただし、薪ストーブほど最強な防寒ギアはありません!
皆さん、どうぞ安全で快適な冬キャンプを楽しんでください。